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2ー2章公道サーキット理論(前編)

by
孝二
孝二
孝二「『公道サーキット理論』ですか?どんな奴なんです?なんかすごそうなイメージがあるけど」
凛「別にそれ程大それたものでは無いよ。ただ公道でも如何にサーキットで走るように走れるかと言った事を突き詰めて作り上げた理論…それが公道サーキット理論だ。」
涼介「元々は北条先輩のサーキット理論と俺の公道最速理論は二つで一つだったんだ。サーキットに関しては『富士の北条兄弟』と言われてる程北条先輩はサーキットに精通してたからな」
ルクス「そしてそれと真逆に公道の高橋兄弟と呼ばれてたのが涼介さんと啓介さんです」
涼介「そんな訳だから俺は公道についてまとめた論文を、そして北条先輩はサーキットについてまとめた論文を互いに見せ合い本当の意味での公道最速理論
通称『公道サーキット理論』を作り上げていたところだったんだ。最も香織さんの件でそれはうやむやになってしまったが」
凛「だが、幸運にもこうして涼介とまた同じチームで走る機会を得ることができた。ならばこの機会に公道サーキット理論の実践を導入しようと思ってな。」
聖龍「でも公道でも普通にサーキットみたいな走りしてる人沢山いますよ?ヒールアンドトゥーとか普通に使っているドライバーやサーキットみたいにアウトインアウトを意識して公道を走ってるドライバーとかよく見かけるし」
凛「ふ、ん…聖龍、お前はなんて言うか良い男だが変な常識に囚われているのが難点だ。Roseliaメンバーに囲まれてる分どこかオタクっぽいんだよな…(くっくっく)」
聖龍「悪かったですね…オタクぽくて」
テルボウ「仲間でしゅね( ´△`)」
聖龍「解体されたい?」
テルボウ「ガーンΣ(゚д゚lll)」
凛「確かに聖龍の言う事は合ってるよ。だが俺と涼介の作り上げてきた公道サーキット理論はそれとはちょっと違う…」
凛「サーキットでの根本的な走り方を公道に用いると言うものだ」
暁月「サーキットでの根本的な走りを公道に用いる?」
涼介「ああ、時に荻原、因みに見通しのきかない公道を全開で攻めてる時お前ならどうしてる?」
孝二「とりあえず見通しが効かないんでマージン取るためにドリフトで振り回して抜けてますね。そっちの方が安全に走れるんで。」
凛「典型的なラリースタイルだな。だがマージン、つまり安全があると言う事はその分走りの何処かにロスタイムがあると言うことになる。
サーキットを走るプロやセミプロのドライバーはそんな走りはしない。タイヤをビシッと固めてグリップに限りなく近いドリフトで曲がった方が速いと知ってるしその方が角もなくスムーズで車への負担も少ない」
孝二「えっと、つまり公道でもグリップに限りなく近いドリフトかグリップで走った方が速いということですか?」
涼介「そうだ。だが対向車が出てきたりその先に何が待ち受けているか分からない公道でそれを行うのは限りなく不可能に近い。もしもそんなことが出来るドライバーが居たとしたら、サーキットのようにコーナーの出口までを見極めることの出来るドライバーが居たとしたら荻原達のやっているラリースタイルではおそらく勝ち目は無いだろうな」
孝二「じゃあどうすれば…頭で理解できていても実際にやるとなるとかなり難しいですよ。それ」
凛「そこで公道サーキット理論での課題をこれからのプラクティスなどで荻原達にやってもらうと言うわけだ」
孝二「公道サーキット理論の課題ですか?どんな奴なんです?」
凛「そう期待する程のものでも無い…上下ともにはそして往復共に全く同じタイムを出せば良いだけの話だ」
聖龍「なんだそれなら普通に出来そう」
凛「ただし下りのタイムボーダーはプラチナからスペシャリストに近い或いはスペシャリストボーダー状態を保つ事が最低条件だ…」
涼介「その下りのタイムと全く同じタイムを上りでも出してもらうと言うのが今回の課題だ」
孝二「ちょっと待ってください。それって普通に上りでそれやったらプロボーダー突破しますよ?てか出来るんですか?そんな事」
涼介「確かに前回までの公道レースなら下りと上りのギア比がバラバラだったから出来なかっただろう…だが全てのコースに置いて上りと下りのギア比が統一された今それが理論上可能なんだ」
暁月「それだと下りのラインと全く同じラインを上りでも描けと言う解釈になるわね…」
凛「極論を言ってしまえばそう言うことになるのかな…それでどうだ?荻原…やれそうか?」
孝二「この課題さえ普通にこなせる様になれば更に速くなるんですよね?だったらやります!」
暁月「マスター本気⁇」
孝二「俺は本気だよ。暁月、この前はたまたま運が良かったから勝てた様なものだしちゃんとした走りを身に付けておかないとレイスみたいなドライバーが来たら勝てなくなるしさ…」
ルクス「確かに孝二さんの推測通りですね」
そう言ってルクスは一つの資料を孝二達に見せる
聖龍「これって天の川連合の中メンバーの?」
拓海「よくもまあこんなの手に入ったなぁ」
暁月「⁉︎マスター!これ、天の川連合の幹部メンバーのタイム一覧も書かれてるわよ。だけどそんな…嘘でしょ?」
孝二「そんなに驚いてどうしたんだよ?」
暁月「マスターこれ見て気づいた事ない?」
孝二「レイスのタイムが他の幹部に比べて低いってことくらいしか………⁉︎⁉︎嘘だろ⁉︎あれで幹部最弱クラスだって言うのかよ⁉︎」
ルクス「レイスは元々参謀的な意味合いで天の川連合に入ったドライバーですから…自身の速さについてはそう問われる事は無かったんだと思います」
聖龍「てかこれ…他の幹部は普通にスペシャリストボーダー行ってるじゃん…」
ルクス「それだけではありませんよ。一番上の欄に注目して貰えば分かると思いますが、天の川連合のリーダー『ティクルム』のタイムはプロフェッショナルボーダーに突入しています。」
孝二「ティクルムって?」
ルクス「私達の時代の現未来女王にして天の川連合のリーダー…私たちの時代やあらゆる時代の改変を率先して行なっているSSS級犯罪者です。そして今回のオリジンウイルスをZeroに流した張本人…私達が倒すべき相手です。」
啓介「マジかよ…流石はラスボスってだけはあるよな…」
孝二「でもそのティクルムってのに勝たなきゃルクス達の時代はもちろん、俺たちの時代も危ういんだろ?ならやるしか無いよな…たとえプロフェッショナルボーダー突破ドライバーだとしても超えなきゃいけない相手なら俺はそれを超える‼︎」
涼介「それなら明日から公道サーキット理論の課題に取り組むぞ。」
孝二&聖龍「了解です!」
こうして2人の公道サーキット理論カリキュラムが始まったのだった。




※今回はイニシャルd Zero2のコツみたいなことも少し書いてあるので文章だけですが攻略と戦略のカテゴリーをつけさせてもらいました
まあ合ってるかどうかはまだ実践してないんで分かりませんがf^_^;ただ箱根でフルアクセルでグリップをビシッと固めて走った時の方が一番良いタイムを出せてたと思いますねf^_^;なのでこれがきっかけでタイムを縮めるお手伝いが出来たら幸いですf^_^;
そんなわけなので次回の公道サーキット理論(後編)もお楽しみくださいw
更新日時:2019/05/15 04:40
(作成日時:2019/05/15 04:33)
コメント( 1 )
孝二
孝二
5月15日 4時35分

因みに後編ではそれの実践練習を予定していますf^_^;

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