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1ー4章レイスの策略

by
孝二
孝二
涼介「先輩…」
凛「多くは語るまい…バトルで決着をつけるだけだ…俺から逃げ切れればお前の勝ち…逃がさないがな!」
暁月「始まってしまったわね」
孝二「止められるといいんだけど…」
啓介「兄貴…」
ルクス「皆さんちょっと良いですか?」
凛(俺はお前を信じてたんだ。それなのによくも…絶対に許さん‼︎)
涼介(香織さんが生きている事実を最近知ったのは俺も同じです。それについてすぐにでも先輩に連絡を入れるべきだった…)
凛(嘘をつくな!貴様は知っていたんだ…香織が生きている事をそしてそれをエモーショナルオリジンのやつらと組んで隠していたんだろう⁉︎香織を人質にとってな!)
涼介(違う‼︎香織さんが生きてたと知った時は夢を見ているかの様に嬉しかった…これが夢ならば覚めないで欲しいと思ったくらいに‼︎)
凛(黙れ涼介‼︎貴様らを潰し、その勢いで香織を助け出す‼︎)
涼介(香織さんは今はまともに話せる状態では無いんです‼︎彼女の精神は崩壊してしまっている!)
凛(白々しいぜ涼介…貴様らがそうしたんだろう?なら俺のやるべき事はただ一つ…)
凛(香織に誓い貴様を倒しその手土産を持って香りに会いに行くことだけだ‼︎)
涼介(ならば俺も彼女に誓って全力で貴方を止めるだけだ‼︎来るなら来い‼︎北条凛‼︎)

凛(くっ、誤算だったな、まさかこのゲームがここまで長引くとは…ハチロクとのバトルでタイヤを消耗しすぎたか?この秋名というコースは途中から傾斜が急になっている分GTRへかかる負担が遥かにデカイ!)
涼介(GTRの挙動がさっきから怪しい?まさかブレーキとタイヤの熱ダレか?まずいな…このままでは先輩が危ない!)
そう思った時一台の車が現れた

涼介(オリジン?まさかルクスか?)
ルクス「今です!オリジン、DNCフィールド展開‼︎」
オリジン『了解、DNCフィールド展開』
孝二(涼介さん!大丈夫ですか?)
涼介(この声は荻原?)
ルクス(私たちの声が届いてますか⁉︎)
涼介(これは一体どういう原理なんだ?)
ルクス(DNCをフィールド化したものですが今はそれよりも北条凛を止めるのが先決です!私も協力します!)
涼介(すまない、助かる!)
こうしてルクスのオリジンとFCの二台でGTRを止める涼介達)
凛(貴様ら一体何を⁉︎)
暁月(決まってるでしょ?貴方を助けるのよ)
凛(そうか…そういう事か。それで涼介を誑かし俺たちを罠にはめたんだな?許さん…絶対に許さんぞ…)
涼介(それが誤解だと言うんです先輩、彼らは俺たちを助けてくれた恩人です。そして香織さんが無事な事を教えてくれた…もし彼らに会わなかったら俺も香織さんが生きている事を知らずに過ごしていた。そんな悪夢から救ってくれたんです‼︎)
凛(俺は悲しいぜ…それでも香織の愛した男か⁉︎何故こんな奴らの事を信じられる⁉︎それほどの連中なのか⁉︎お前は騙されている!)
ルクス(私達が騙していると吹き込んだのは天の川連合のメンバーではありませんか?)
凛(だとしたらどうする?彼等こそが香織を救う唯一の存在なんだ!そしてその為には貴様等を倒し…涼介をも仕留めるのが香織を救う唯一の方法なんだ‼︎)
孝二(いい加減にしろ‼︎)
凛(⁉︎)

孝二(俺たちの事はいくら疑っても構わない…だけどさ、涼介さんを疑うのは間違ってるだろ‼︎涼介さんはあんたのダチじゃ無いのかよ⁉︎互いに理解し合って信頼してきた仲間じゃ無いのかよ⁉︎そんな人を疑うなんてどうかしてるだろうが⁉︎今のあんたが香織さんに会いに行っても彼女は絶対にあんたの知っている笑顔を絶対に見せない…大切な……間違いを犯してる人間を全力で止めようとしている大切な友人を簡単に疑うような奴などに見せる笑顔なんてあるもんか‼︎‼︎
もしもあんたの死神の鎌が間違った方向に向いているなら俺達が全力でその矛先を正しい方向に向けてやる‼︎そしてあんたの理想の未来を切り開いてやる‼︎)
凛(⁉︎)
その時凛は確かに孝二の陰に香織の面影を見た気がした
オリジン『GTRの無力化に成功しました』

涼介「先輩…」
凛「すまなかった…俺は何があってもお前を信じると決めていたはずなのにそれを平気で破ってしまった」
涼介「いえ、良いんです。俺も香織さんが生きてると知った時は放心状態でなにも考えられませんでしたから…だから謝るのはやはり俺の方だと思います…
本当にすみませんでした」
凛「涼介…」
⁇⁇『対象ターゲット北条凛』
⁇⁇「良い夢は見れたかい?ミスター死神」
その時凛のGTRをものすごい勢いでパッシングするシビックが現れた。そして次の瞬間
凛「グォぉぉ」
涼介「先輩‼︎」」
凛「涼介…」
ルクス「凛さんのオリジンが‼︎」

涼介「⁉︎先輩…その眼…まさか⁉︎」
暁月「まさか凛も香織と同じ様に⁉︎」
⁇⁇「クククはーはっは。実に面白い見世物だったよ」
孝二「誰だ⁉︎」
一台のメタル色のシビックからドライバーが現れた

凛「レ、レイス…きさ…ま」
レイス「無能は黙っててくれないか?耳が腐る…」
孝二「あんたか?凛さんを誑かし涼介さんと凛さんを戦わせた張本人は…」
レイス「ああその通りだよ?エモーショナルオリジンの諸君、おっと僕とした事が自己紹介を忘れるとは失敬
僕天の川連合幹部の一人を担っているものだ…智略のレイスとでも覚えてもらおうか」
涼介「ふん、笑わせるぜ…何が智略のレイスだ…悪知恵の間違いだろう?」
そう言い放った涼介の眼には友を酷い状態に追い込んだ敵への怒りが込められていた
史浩「涼介があんなに感情的になるとはな」
啓介「本当だぜ…兄貴は自分の感情をあまり表に出さないタイプだからな、それほどあのレイスってヤローのやり口が癪にさわったんだろうよ」
レイス「それにしてもミスター死神と涼介との命をかけた共演、実に見事だったよ!特にミスター死神、まさか僕の言葉で本当にエモーショナルオリジンのメンバーを本気で潰しにかかるとは、安城香織の精神を吸収した男の言葉に躍らされて盟友とも呼べる涼介を本気で潰しにかかる君には心の底から脱帽したよ…はっはっは」
凛「何…だと?」
涼介「レイス…貴様…」
レイス「何かね?無能な君達が僕に口答えする気などないはずだが?」
孝二「ああ、確かにあんたの言う通りだな…」
暁月「マスター⁇」
レイス「ふん、ようやく認めたか。自分たちだけでは僕にk」
孝二「てめーの様な他人の絆をゴミみてーに扱う様なクズヤローとくっちゃべる口なんざこちとら持ち合わせてねーって事さ…」
レイス「なんだと?低脳な過去人がよく吠える…」
孝二「良いからさっさと車並べろよ…ブチ抜いてやる…」
レイス「ほう、僕を抜くと?面白い事を言う人だねぇ、果たして君にそれが出来るかな?」


 
更新日時:2019/05/11 00:03
(作成日時:2019/05/10 23:53)
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