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赤城山の危機(前編)

by
孝二
孝二

 
赤城山
けんた「まさか啓介さんのナビで啓介さんの走り見られるなんて最高すよ!」
啓介「まあ下りだけどな。だが下りでも速いってとこ見せつけてやるぜ!下りは藤原の専売特許じゃねぇってとこ証明してやらねーとな!」
エミリア「面白い走りをする人だなぁ。ちょっとだけ遊んでみようかな〜♪」
 
啓介「見たことの無い車だな…NA1か?」
⁇⁇「ううん。違うよ♪この子はNA2だよ!ネルフって言うの!見た目は1とそっくりだけどね♪」
けんた「急に出てくるなよな‼︎びっくりするだろうが!」
エミリア「あはは!ごめんごめん!僕エミリアって言います。皆からは[銀狼のエミリア]って呼ばれてるよ!それから[天の川連合]の幹部もやってます!よろしくね^_−☆」
けんた「聞いたことのないチームだな。そのチームの幹部が赤城に何の用があるってんだよ!」
啓介「よせ、けんた!お嬢ちゃん。もしもバトル相手を探してるならよその山に行った方が良いぜ。ここのドライバーは俺含めみんな地元じゃバトルはしない連中ばっかだからな。さてそろそろ引き上げるぞ!けんた!」
エミリア「あ!ちょっとまってよ!むぅだったら意地でも競争してやる‼︎」

けんた「啓介さん‼︎あの後ろのNA1さっきの女じゃないすか⁉︎ついてくる気っすよ!どうするんですか⁉︎」
啓介「のやろー俺が地元でバトルをしないのは本気を出さなくても勝てるってことなんだよ‼︎それを嫌ってほど解らせてやるぜ‼︎」
エミリア「あは!やっとその気になってくれたね!よし!こっちも行くよ!ネルフ‼︎」
けんた(速い⁉︎嘘だろ⁉︎このペースについてこれるドライバーなんて涼介さんくらいだぞ⁉︎)
啓介「なかなかやるじゃねーか!だがなこっちは嫌ってほど走りこんでる地元なんだ‼︎しかも俺は元プロジェクトDのヒルクライマーなんだぜ!下りだろうがそんなのカンケーねぇ!全力で振り切ってやるぜ‼︎」
エミリア「あはは!凄い凄い‼︎やっと遊びがいがある人に出逢えたね!ネルフ!よし!僕たちもちょっと本気で行くぞー!」
啓介「チッ」
けんた(啓介さんが地元の赤城でここまで煽られるなんて⁉︎あのエミリアって女一体何もんダァ⁉︎)
エミリア「なんか後ろにいるの飽きちゃったなぁ…そろそろ前に出ようかなぁ」
啓介「なにっ⁉︎こんなとこでだトォ⁉︎ふざんけなぁ⁉︎セオリー無視もいいとこだろーが‼︎」
セオリーを無視してサイドバイサイドで並ぶエミリアのNA2!その直後きいろいFDがNA2にパッシングされた‼︎
けんた(嘘だろぉ‼︎一体何が起こったぁぁぁぁ⁉︎)
そしてあっという間にFDの前方から消えるNA2ことエミリアのネルフ
啓介タイム
エミリアタイム
けんた「負けた…啓介さんが地元の赤城で負けた?あ、あの啓介さん…手ェ抜いてただけっすよね?啓介さんが地元で負けるはず…」
啓介「いや…途中から俺は全開だった…すげーな嬢ちゃん…俺はバトルはしないって言ってたけどよ。このバトルははっきりと俺の負けだ。
けどな…俺にもプライドってもんがある!このまま負けっぱなしじゃ割にあわねぇ!この借りはいずれ返させてもらうぜ‼︎」
エミリア「やだ」
啓介「なに?」
エミリア「だって君弱すぎるんだもん…(~_~)こんなんでよくプロジェクトD成功出来たよね…それともこの時代の東日本のドライバー達は皆レベル低いのかな?
だからこの程度でも勝てたんだね〜うん!間違いない!」
啓介「のアマァ…言わせておけばつけあがりやがって…俺だけを馬鹿にするなら我慢も出来るけどなぁ…プロジェクトDを兄貴の作った一大チームを馬鹿にする事だけはぜってぇゆるさねぇ‼︎」
そういってエミリアの胸ぐらを掴む啓介、それに対し表情を変えずにエミリアが一言
エミリア「所詮は低脳な過去びと…か」
啓介「何わけわかんねーこと抜かしてやがる‼︎」
史浩「そこまでだ。啓介」
啓介「史浩…いつのまに?てかどうやってここまできたんだよ?」
⁇⁇「ゴールデンウィークで長期休暇をもらえたんでな…久しぶりに史浩と一緒に赤城に走りにきたと言うわけだ」
啓介「その声は、兄貴‼︎それと松本も⁉︎」
 松本「よう、啓介。久しぶりだな。元気にしてたか?」」
涼介「ふっ…それにしても久しぶりの赤城は良いな…そこのお嬢さん…一連の話は聞かせてもらったよ。今度は俺と走ってみないか?
その上でお嬢さんが馬鹿にしていたプロジェクトDの真価を見極めてくれれば良い…」
エミリア「僕にはエミリアって名前があるんだ!お嬢さんとか言うなばかぁ!」
涼介「それはすまなかったな…それでどうだい?エミリアとやら、俺と走る気は無いか?」
エミリア「うん!良いよ!なんか君は楽しませてくれそうな気がするし、一緒に走ろっか!」

涼介「相手の本拠地に乗り込んでくる度胸は買ってやるが、それがどれほど無謀な事か教えてやる!」
エミリア「凄い!今までの人よりすごく楽しい!よくわかんないけどなんかワクワクする!」
涼介タイム
エミリア「凄いよ!君!さすがは死神と命がけのバトルをした事なだけはあるね♪」
涼介「なに?」
松本「なっ⁉︎」」
啓介「どうした?2人とも」」
涼介「いや、何でもない…」
松本「あ、ああ」
涼介(この事は北条先輩とゼロの池田を除いては松本以外誰も知らないはず…このエミリアって女…一体何故それを?)
エミリア「よーし!こうなったら僕も本気で行っちゃうゾォ♪ネルフオリジン、」
⁇⁇「そこまでだ、エミリア」


エミリア「あ!ロンディオン!今までどこ行ってたのさ!( *`ω´)」
ロンディオン「それはこっちのセリフだ…全くお前と言う奴は目を離すとすぐにいなくなる…それに我々の本来の目的を忘れたわけではあるまい?」
エミリア「覚えてるけど待ってるの暇だったんだもん!だからそこのお兄ちゃん達と遊んでたの!」
けんた「遊んでたダァ?おい!エミリア!調子に乗るのも大概にしろよな。啓介さんに勝ったのだってたまたまだしそれに涼介さんに負けてるじゃねーか!」
啓介「よせ!けんた。こいつがさっき言ってたように今の俺じゃどうあがいてもこいつには勝てねぇ」
史浩「でも涼介なら行けるだろ?現にさっきは勝ってたわけだしさ…」
涼介「史浩…残念だが、俺も啓介と全く同じ感想だ…エミリアは俺との距離を一定に保ってついてきていた…まるで被験体を観察するかのようにな…恐らく彼女が本気を出したらたとえこの赤城でも敗色濃厚は確実だろう…」
史浩「涼介までそんなこと言うなんて…じゃあ赤城山はこれからどうなるんだよ⁉︎」
ロンディオン「案ずるなこの赤城山とやらは我ら天の川連合が管理してやる」
涼介「お前は?」
ロンディオン「これは私としたことが自己紹介を忘れるとは失礼した。では改めて名乗るとしよう…我が名は[ロンディオン]荘重なる天の川連合幹部の1人にして
[真紅のロンディオン]という何処にでもいるしがない戦乙女だ」
けんた「また天の川連合かよ!」
ロンディオン「それにしてもエミリア…遊びにしてもこの程度の相手に負けるとはな…仕方ない…ここは一つ私が遊び方を教えてやろう…」
エミリア「え⁉︎いいのう良いの⁉︎ヤッタァ!」
けんた「さっき涼介さんが出したタイム抜けるわけないですよね?」
涼介「恐らく十中八九抜かれるだろうな…あのロンディオンからはエミリアの時よりも強い圧力を感じた…エミリアも底知れぬ圧力を持っているがロンディオンはそれ以上だ‼︎」



ロンディオン「今こそこの赤き金剛馬に我が魂の全てを捧げよう…刮目するがいい。我が魂の刃を‼︎」

ロンディオンタイム

けんた「そんな…啓介さんだけじゃなく…涼介さんまで抜かれるなんて…」
ロンディオン「だから言っただろう?これは遊びだとな…それにしても関東のカリスマの実力がこの程度とはな…正直お前には失望させられたよ。涼介…
これでは安城香織も浮かばれないだろうな…」※俺の勝手な名字付ですみませんf^_^;実際は香織さんには名字がないので悪しからずf^_^;
涼介「⁉︎何故それを⁉︎」

啓介「どうした?兄貴、さっきから顔色悪いぜ?」
涼介(俺と北条先輩がバトルしてたと言う事実を知っているだけならたまたま箱根で見てたから知ってると言うのも頷ける……が。しかし俺と北条先輩とのバトルの核心となった香織さんの事も知ってるのは流石におかしい…この天の川連合と言うチーム…一体どれほどの情報網を持っている?)
ロンディオン「おや?もしかして弟には知らせてなかったのかなぁ?かつての死神GT-Rいや、北条凛の考えていた通り薄情な男だな?お前は」
涼介「っ………」
涼介の額を冷たい汗が流れる…
ロンディオン達との邂逅に言い知れぬ不安を感じる涼介達、その時ついにあのチームが姿を現した!
暁月「そこまでよ‼︎」
後編に続く
 
更新日時:2019/04/24 00:35
(作成日時:2019/04/23 12:50)
コメント( 1 )
孝二
孝二
4月24日 7時23分

ロンディオンの曲ヤバイw
なんかめっちゃカッコいい💦

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