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CHIPS「拓海の日記」

by
孝二
孝二
俺は勝ちなしと言われているドライバーの話を店長から聞いていた
裕一「やめとけ拓海。お前じゃ相手が悪すぎる。お前のテクニックじゃ
あのドライバーを勝たせるなんて事は絶対に不可能だ」
拓海「そんなのやってみなきゃ分からないじゃないですか」
裕一「どうしてもやる気か?せっかくプロジェクトDで不敗神話を手に入れたんだ。こんなことでむきになってわざわざ負ける理由もないだろ…」
拓海「別に不敗神話が欲しくてプロジェクトDになった訳じゃないから…
それに負ける事なんて別に怖くもなんともないですよ」
そうして俺は樹に頼み込んで85を貸してもらった。
樹「お前の車で走れば良いじゃん。なんでわざわざ俺の85なんだよ?」
拓海「だって俺の86じゃパワーあるしもしかしたらかっちまうかもしれないだろ?だからこそこの車であの人の不勝記録に挑みたいんだよ。」
樹「ふーん。でも勝ち続けるのも大変だけどあえて負け続けるのも大変だよな。ある意味すごいよな…」
​​​​​​(大丈夫‼イニシャルDの中では樹さん貴方が一番の最弱王ですからぁ‼)
 テルぼう「今日はよろしくお願いしますぅ(;´Д`)」
拓海「こちらこそ」
樹「負ける為のバトルなら気を付けた方がいいぜ拓海。あの人相当下手そうだ」
拓海「やっぱり樹には分かるんだな…俺にはさっぱりだよ」
そしてついにスタートが切られた。コースは周回コースと化した碓氷左回り
拓海「これと言ってラインドリやドリフトが下手って訳でもなさそうだな。
普通に綺麗にラインに乗せてるし。だとするとあの人が負ける理由が全然見当たらない…」
2周目
テルぼう「そろそろ後ろ走らせてもらいますぅ(;´Д`)」
拓海「えっ?」
テルぼうのMRSが突如減速しながらラインをあけた。その空いたラインに
俺の駆る85が無意識の内に放り込まれていく
拓海「どゆこと?これはバトルだろ?お前一体なに考えてんの??」
そのまま碓氷のラストヘアピンを抜けゴール前に僅かなストレートが見えた
拓海「そこまでやられちゃ仕方ないよな。意地でもあのドライバーを勝たす‼」
そして俺は瞬時にマシンガンシフトダウン+フルブレーキで相手ドライバーに譲る。その刹那‼
拓海「なっ‼?」
相手ドライバーも俺のラインに付き同じくマシンガンシフトダウン+フルブレーキをかけてきたのだ‼しかも寸分の狂いもなく‼
拓海「今の普通のドライバーには絶対に真似できない。あの時俺はなんの予告もなしにいきなりフルブレーキをかけながら進路を譲った。にもかかわらず
相手も同じように進路を変えながらフルブレーキを仕掛けてきた。普通なら
いきなりやられたら対応が遅れてそのままゴールに飛び込むはずなのに‼?
もしかしてこの人‼」
テルぼう「お疲れ様でしたぁ(;´Д`)」
樹「マジかよ…勝っちゃったよ。俺の85でも💦でもいくら俺の85でもこの人を勝たすのは無理だったみたいだな。ん?どうしたんだよ。拓海」
拓海「あんたさ、明らかに手を抜いて走ってたろ?」
テルぼう「そんなことないですぅ(ヾノ・∀・`)」
拓海「嘘だろ。」
テルぼう「どうして嘘だって分かるんですかぁ?(;´Д`)」
拓海「ゴール手前で俺が進路を譲ろうと思って道を空けながらフルブレーキしたとき。あんたも同じ様に俺の動作に瞬時に合わせてきたよな?本当に下手なドライバーとかだったらあんなこと絶対に真似できない。仮に樹さ。もしも相手がフルブレーキかけながら進路を譲ったらお前ならどうする?負ける為のバトルだったとして」
樹「そりゃ俺だったらいきなりやられたら勢い余ってそのままゴールに突っ込んでしまうよ。てか相手の急な動作に合わせられるほど上手くないよ💦」
拓海「つまりはそういうことだよ。なんで最後わざと俺のラインに乗せてきたんだよ?」
テルぼう「だってそうしないと勝っちゃうじゃないですかぁ?(;´Д`)」
拓海「じゃなくてなんでわざと負けたのか聞いてるんだよ。」
テルぼう「クスクスクスクス」
拓海&樹「なっ‼?」
テルぼう「勝つことにね…飽きちゃったの」
分からない分からない。俺にはこの人の考えてることが全然分からない‼?
更新日時:2018/02/04 00:04
(作成日時:2018/02/03 23:48)
コメント( 18 )
18件のコメントを全て表示する
孝二
孝二
2月4日 11時44分

Dfoxさん>
気にしないようにすれば案外普通に行けますよ😃

D-FOX
D-FOX
2月4日 11時48分

本当ですかー?最近は温存入れてる時のブレーキランプにすら過剰反応してしまいますよorz

孝二
孝二
2月4日 11時51分

それじゃブレーキの温存にもかなり過剰反応しそうですね(笑)

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